★独鈷沢ってどこ  こんなとこ
●豊かな自然の恵みがいっぱいの栃木県日光市独鈷沢へようこそ!!
ここは、栃木県日光市独鈷沢です。

「弘法大師ゆかりの地」であり、歴史と自然の恵みがいっぱいの独鈷沢です。

鬼怒川温泉から北側約15km、東北自動車道西那須野塩原インターチェンジの西側約25kmに位置します。

歴史街道の会津西街道(国道121号線)、渓流釣りの男鹿川、そして車窓から四季折々を演出する会津鬼怒川線があり、標高650mの山間で民家15戸30人程が暮らす小さな田舎です。

50年前は炭焼き、30年前は高原大根で生計を立ててましたが、若者は都会へ行ってしまい今では栃木県一の限界集落になってしまいました。しかし、歴史と自然に恵まれた地であり魅力いっぱいの「独鈷沢」です。

独鈷沢わさび園はわさびで地域おこしをしたいと考えております。
  独鈷沢わさび園案内図
「独鈷沢わさび園」案内図 (PDF34KB)

●弘法大師空海ゆかりの地「独鈷沢」 独鈷清水

独鈷清水
独鈷清水
昔、天長6年(829年)の4月、弘法大師空海は塩原元湯温泉にしばらく杖を休めていた。そして、その村の栄助という老人を案内役に頼んで、周辺の美しい景色を楽しんでいたとき、下三依村に足をのばした。

まだ若かった空海は、下三依村に着いたころ、たいへんのどがかわいた。そこで、道ばたにいた一人の村人にお願いし、水をいっぱいもらうことにした。

ところが、なかなかその村人が帰ってこない。そのころのこの辺り一帯は水に乏しく、村人は親切にも深い男鹿川の谷間に降りていき、清らかな冷たい水をくんできて差し上げたのだった。

村人の真心に感じ入った空海は、村人が深い男鹿川の谷間に水をくみに行かなくてもすむようにと、持っていた独鈷(とっこ:仏教で使う道具)の先で勢いよく大地を突き刺し、こんこんとわき出す清らかな清水を作った。水くみが重労働であった村の人たちはこの上なく喜んだのであった。

以来、千年以上、たくさんの人々の命の清水・霊泉として今日に至っている。

村人たちは、この故事にちなんで、いつとはなく下三依村をあらため、「独鈷沢村(とっこざわむら)」と呼ぶようになったそうだ。

「空海ゆかりの地」の貴重な清水で私たちは丹精込めてわさびを栽培しております。

●歴史と民話とロマンの旅 会津西街道

旧会津西街道には多くの史跡が見られますが、独鈷沢周辺にもたくさんございます。

独鈷清水 (弘法さまの水)・・・・・・・弘法大師が独鈷の先で大地と突くと水が湧き出た
十王堂 (木喰上人の彫った像)・・・・冥土の裁判官
薬師堂 (薬師如来伝説)・・・・・・・・目の守護仏として信仰を集めた
三依野仏群 (草陰にひっそりと)・・・二十三夜供養塔、弁天供養塔、子安観音など
どんどん滝 (滝の音とお地蔵様)・・・滝が落下する地点にお地蔵様が
一里塚 (会津西街道の史跡)・・・・・会津藩にとって参勤交代や公用運行のルート
横川宝篋印塔 (三依姫の哀話)・・・哀しい生涯を閉じた姫
三依野仏群
三依野仏群
詳しくは川治・鬼怒川観光協会へ

●会津鬼怒川線の旅

会津鬼怒川線
会津鬼怒川線
浅草から東武電車で、会津若松から会津線で、会津鬼怒川線で車窓から四季折々の景色を堪能してください。

中三依温泉駅からわさび田までは男鹿川沿いをゆっくり歩いて30分です。

●男鹿川周辺を散策

イワナやヤマメ釣りが男鹿川の本流と支流で楽しめます。特に春の渓流釣りはたくさんの釣り人が来て楽しんでます。

男鹿川とその支流のほとんどに道路、林道があります。車を降りて春は新緑、夏は避暑と野アザミや山百合の観賞、秋は紅葉そして冬は白銀の世界を楽しみながら散策されている方がたくさんいらっしゃいます。
男鹿川の紅葉
男鹿川の紅葉
軽登山
軽登山
白樺林
白樺林
銀世界
銀世界
野アザミ
野アザミ
男鹿川の渓流つり
男鹿川の渓流つり

●山菜取り

春は、ふきのとう、うど、さんしょ、わらび、タラの芽、フキ、ミズなど
夏秋は、チタケ、マツタケ、クリタケ、マエタケなどのきのこ取り、栗ひろいやアケビ取りなどが楽しめます。
ふきのと(4月上旬)
ふきのと(4月上旬)
タラの芽(5月上旬)
タラの芽(5月上旬)
さんしょ(5月上旬)
さんしょ(5月上旬)
ちたけ(8月上旬)
ちたけ(8月上旬)
まいたけ(9月下旬)
まいたけ(9月下旬)
くり(9月下旬)
くり(9月下旬)

●蕎麦

周辺には蕎麦屋さんがたくさんあります。地元産そば粉を使ってますので美味しいです。
また、蕎麦打ち体験もできます。
蕎麦の花
蕎麦の花
蕎麦の実
蕎麦の実
蕎麦打ち体験
蕎麦打ち体験
独鈷沢わさび園案内図(PDF)